最近購入した、この本の内容がとても興味深く、面白かったので紹介します。まだ全部は読めていないのですが、この本の帯にあるキャッチコピーに嘘はありません!!
面白いのにためになります!
へぇ~っ、現代の科学ってそこまで出来るんだ!!
勉強になりますね~。
この本で紹介されているたくさんの空想も、近い将来には実現するんじゃないかと思わせてくれます。
読む前は空想科学読本みたいなものかと思っていたのですが、あちらはフィクションの設定を科学的に説明していますよね。それに対してこの本は、空想の世界を実現するにはどうしたらいいのかを科学的な視点で解説しています。
様々なテーマは「ヒト」「脅威・怪異」「テクノロジー」「環境・設定」の4つに分類されています。
例えば、<ヒトの空想を科学する>の中には、不老不死、生命創造、人体の限界、死の概念、サイボーグ、ネコミミ娘、美容整形が取り上げられています。
不老不死は可能なのか?
ネコミミ娘は機械とバイオの力で今でも実現できる?
<脅威・怪異の空想を科学する>では、爬虫類、虫、巨大モンスター、生物兵器、ゾンビ、ヴァンパイア、幽霊をテーマに。
恐竜をDNAから再生させるとか、とてもロマンがありますよね。
<テクノロジーの空想を科学する>では、コンピューターと人工知能、タイムトラベル、爆弾、刀剣、ビームソード、未来兵器、ナノマシン。
ガンダムやスターウォーズでは当たり前のように登場するビームソードの実現はハードルが高いようですね。
<環境・設定の空想を科学する>では、エネルギーの超基本、見えざるパワー、攻撃&防御、ステータス異常、毒物、科学捜査最前線、嘘、バイオハザードもののお作法、異星人類学、神。
これら31のテーマを現代の科学で読み解いていきます。難しい専門用語もたくさん出てきますが、私のような超初心者でも分かり易いように説明が書かれているので、気に入ったテーマから気楽にちょこちょこっと読んでいます。
作者のくられ氏も、本書の「はじめに」の部分でこう述べています。
身近なマンガ、ゲーム、アニメ、映画などなどの空想世界を入り口に、科学を楽しんでもらうことを最大の目的にしています。
『アリエナイ科学ノ教科書~空想設定を読み解く31講~』p.5より引用
興味が沸いた方は是非!!