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AT THE GATES 3rd Album 「Terminal Spirit Disease」レビュー



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Terminal Spirit Disease

AT THE GATES「Terminal Spirit Disease」(1994年) 

(1)The Swarm
(2)Terminal Spirit Disease
(3)And The World Returned
(4)Forever Blind
(5)The Fevered Circle
(6)The Beautiful Wound
(7)All Life Ends(live)
(8)The Burning Darkness(live)
(9)Kingdom Gone(live)

Produced by Fredrik Nordström and AT THE GATES

Thomas Lindberg(vo)、Anders Björler(g)、Martin Larsson(g)、Jonas Björler(b)、
Frederik Ehmke(ds)

85点 

Hiroです!!

今日はAT THE GATESの3rdアルバムをレビューします。

前回レビューした、4thアルバムSlaughter Of The Soulはそのスラッシュ寄りのスタイルながらも、整合感のあるサウンドに哀愁のメロディを絡ませたという点ではまさに北欧メロデス界の名作でした。

この3rdはスラッシュ然とした要素は少なく、サウンドと曲調はまさに北欧メロディック・デスメタルのスタイルで、まだまだ荒削りな部分もありますが、ユニークなリフと叙情的なメロディが炸裂!! 何故か6曲がスタジオ作品で、残り3曲がライヴ音源という変則的な構成のアルバムとなっています。本作も捨て曲無しです。

例えば、(1)「The Swarm」。イントロでヴァイオリンとチェロが物悲しいフレーズを奏で、そこにバンドの高速リフが絡んで来て、実にドラマティック! その後はクオリティの高いメロデスが展開されます。

例えば、(2)「Terminal Spirit Disease」。クールな激走パートとトリッキーかつメロディアスなリフで構成されるミドルパートを織り交ぜた曲展開が見事です。それにしても、このリフは実に素晴らしい!

そして、(3)「And The World Returned」。アコースティックギターによるインストなのですが、これが心の琴線に触れるような実にメランコリックで美しい曲なのです。この空気は北欧のバンドにしか出せないでしょう。途中からチェロも登場して、哀愁を撒き散らしています。

これ以降もAT THE GATESならではの、質の高いメロデスが続きます。ここにスラッシュ要素と整合感が加わって、一気に進化して、名盤Slaughter Of The Soulを生み出すことになるのですね。

Slaughter Of The Soulを気に入った方は是非本作をチェックしてみることをお薦めします!!

youtu.be

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Terminal Spirit Disease

Terminal Spirit Disease

 

 

Terminal Spirit Disease

Terminal Spirit Disease

  • At the Gates
  • ロック
  • ¥1500