AT THE GATES「Slaughter Of The Soul」(1995年)
(1)Blinded By Fear
(2)Slaughter Of The Soul
(3)Cold
(4)Under A Serpent Sun
(5)Into The Dead Sky
(6)Suicide Nation
(7)World Of Lies
(8)Unto Others
(9)Nausea
(10)Need
(11)The Flames Of The End
-Bonus-
(12)Legion(SLAUGHTER LORD cover)
(13)The Dying
(14)Captor Of Sin(SLAYER cover)
(15)Unto Others('95 Demo)
(16)Suicide Nation('95 Demo)
(17)Bister Verklight(NO SECURITY cover)
Produced by AT THE GATES and Fredrik Nordström
Thomas Lindberg(vo)、Anders Björler(g)、Martin Larsson(g)、Jonas Björler(b)、
Frederik Ehmke(ds)
90点
Hiroです!!
今日は先日のLOUD PARK 15で激烈なライヴを見せてくれた、スウェーデンはイエテボリ出身のメロディック・デスメタルバンド、AT THE GATESの名盤『Slaughter Of The Soul』をレビューします。
2本のギターで切れ味抜群の高速リフを刻み、タイトなリズム隊と共に一丸となって突き進む!! その整合感に圧倒されます。凄いのはそのエクストリームなサウンドに絡んでくる哀愁のメロディ! 敢えてメロディアス過ぎないという、絶妙な加減が見事だと思います。メロデスと言っても、かなりスラッシュメタルの要素が濃いサウンドでもあります。トーマス・リンドバーグの、感情吐き出しまくりのデス声も迫力あり。
殆どが2分、3分台の曲ばかりであり、実に気持ちよく首を振れるアルバムと言えるでしょう。
だからと言って、ただ剛球一直線と言う訳ではなくて、コンパクトにまとまった曲の中においても緩急をつけたドラマティックな展開を持ってくるというのが実にクール!
捨て曲無しの名盤中の名盤!!
北欧メロディックデスメタルシーンにおける最高傑作のひとつ!!
超名曲である、1曲目の「Blinded By Fear」を聴いて、カッコいいと思えたのなら、
是非アルバムを聴いてみて下さい。全曲がカッコいいです。
(12)以降は2002年に再発に伴って追加されたボーナストラック。