armonia × Wonderland 『Planetarythm』 （2015年）
（1）月の綺麗な夜に二人は
（2）Burning Desire
（3）そらのはて
（4）stare at...
（5）beyond the star
armonia まっつん（g）、ころ（vo）、榊音結依（vo）
Wonderland 蛍（vo）、優（composer）
86点
Hiroです！
今日は先週のM3で購入したCDの中から、armoniaとWonderlandによるコラボシングル『Planetarythm』をレビューしたいと思います。
Wonderlandはバンドサウンドにちょっと暗くて冷たい感じのデジタルサウンドを取り入れた音楽をやっているサークルです。
armoniaは聴いたことがないのですが、２人の女性ヴォーカルをフィーチュアした音楽をやっているようですね。サイトで試聴しましたが、なかなか良いです！ ボカロ曲もやっているようですね。
この２つのサークルによるコラボシングル。
カッコいいジャケットが目を惹きますね！
一体どのような仕上がりになっているのでしょうか！？
今回、星をテーマにした作品ということで、歌詞カードを見ると曲名の前に惑星記号が書かれています。１曲目は月。その後は順に、火星・水星・木星・金星となります。その星を思い浮かべながら歌詞を読むと、また別の解釈が出来そうで面白いですね。
（1）「月の綺麗な夜に二人は」は、Wonderlandの優氏による曲で、美しくも冷たいデジタル音をバックに３人の女性ヴォーカルが登場。ゆったりとしたイントロパートを歌い上げます。イントロが終わると突然曲は激しくなり、スピーディーなデジタルポップチューンへ突入！ この展開には驚きました！ しかも、３人の合唱によるサビメロが熱い！ サビの後に転調してさらに加速していくのも良いですね。とにかく、強烈な曲。
（2）「Burning Desire」はarmoniaのまっつん氏の曲。ヴォーカルはarmoniaのころさんか榊音結依さんなのだが、armoniaを聴いたことがないので、どっちなのか正直分からないですね。この曲で歌詞を書いている榊音結依さんがヴォーカル？ ハードでスピーディーなサウンドに、力強いヴォーカルがのる、とてもカッコいい曲です！ サビメロもハードなギターソロも強烈だ！
（3）「そらのはて」は優氏の曲でヴォーカルは蛍さん。テンポの速いシンセサウンドが一定のリズムを繰り返し、そこに蛍さんのヴォーカルが絡んできます。歌メロは相変わらずメロディアス。デジタルなんだけど浮遊感や透明感って言葉が浮かびました。何と言うか、不思議な感じの曲ですね。
（4）「stare at...」はスロー～ミディアムテンポで進む７分の大作。優氏の作曲ということで妙に納得。ヴォーカルはarmoniaのお二方のどちらか。作詞がころさんなので、ころさんがヴォーカル？ armoniaの二人は全くタイプの違うヴォーカルですね。この曲はサウンドも冷たくダークな感じなんだけど、同時に切なさも感じさせるところが好きです。メロディも美しいですしね。
（5）「beyond the star」は一言で言うと、穏やかで可愛らしい曲です。オープニング曲に続き、ここでもトリプルヴォーカルが登場します！ この曲を聴いていると、穏やかで優しい気持ちになれますね。まっつん氏作曲。
youtu.be
いつものWonderlandの作品では聴けないようなタイプの曲もあり、コラボならではの面白さを感じられた作品でした。残念なことに、現在SOLD OUT！！
来年のM３春で再配布はあるのでしょうか？
Wonderlandもこの１年、他のサークルとのコラボをすることによって、自分達の今後の活動の方向性が見えてきたとのこと。次の作品が楽しみです♪
追記：11/4）armoniaのころさんよりヴォーカル担当を教えて頂きました。
「Burning Desire」は榊音結依さん、「stare at...」はころさんとのことです。
教えて頂き、有難うございました！
