キットにダメージ表現を加える!
ザク水槽の立ち上げの続きです♪
水槽に入れるザクは、1年戦争時に被弾、もしくは激戦の末に破壊されて打ち捨てられたような感じを出したかったです。
素組みしたキットのままでは綺麗過ぎるので、ここは派手にダメージをつけてやろうじゃないの!
表面処理とダメージ加工
(1)表面処理
まず、キット全体を粗目のサンドペーパーをかけて、表面をザラザラに。
これだけで、随分と違いますね!
プラスティックのテカリや艶が無くなり、使い古された感じを表現することができます。
ザラザラにすることで、自然にコケもつきやすくなるのではと考えました。
(2)ダメージ加工
デザインナイフで傷をつけたり、ピンバイスで穴を開けたりして、装甲にダメージを表現していきます。
動力パイプをカットしたり、パーツの一部をくり抜いたりもしています。
これはやっていてとても楽しかったですね~。
・・・そうやって出来たのがこちらです!!
歴戦の勇士MS-06ザクⅡ!!!
こういうポーズで水槽に沈めようかと。
汚し塗装!!
いわゆる、ウェザリングというやつですね!
これをすることにより、ガンプラが兵器としてよりリアルな仕上がりになるわけですが、魚ちゃんたちのいる水槽に入れるので、普通のガンプラ製作のように塗料で汚すわけにはいきません!!
そこで思いついたのが、今現在実際に水槽で使用しているソイル(水槽の低床材で、栄養を含んだ土を焼き固めたもの)です。
これをザクの表面に擦り付けてやりました!
ソイルは僅かな力で崩れるので、とても汚し易かったです。
こんな感じに仕上がりました。
いいですね~。
このきったないザク最高ですな!!(爆)
あとは乾燥するのを待ちます。
コケを生やす!!
水槽に長期間沈めておけば、そのうち自然とコケがついてくると思うのですが、それはそれ。
とりあえず、ウィローモスというコケを生やしておきますか。
これはアクアリウムの世界では有名な水生コケなのです。
このウィローモスを流木や岩に定着させるにはテグスで縛って固定したりするのですが、調べてみると最近では瞬間接着剤で定着させる方法も用いられているのだとか。
これだ!!
瞬間接着剤は乾燥さえしてしまえば、生体にも影響がないようです。
私はアロンアルファを使いましたが、やる方は自己責任でお願いしますね。
水草専用の接着剤も売られているようです。
そして、こちらがウィローモスの貼り付けが完了したザクです!!
成長するにつれて、徐々に馴染んでいくことでしょう。
さあ、次でこの企画も最終回。
完成したザクを実際に水槽に入れます!!
ザク水槽~完成編~はこちら!!