今日の午前中、出先でTwitterで知り、しばし呆然と立ち尽くしてしまいました。
元VIPER、元ANGRAのヴォーカリスト、アンドレ・マトス急逝の報!
6月8日に亡くなったようです。
死因については最初、情報が入ってこなかったのですが、どうやら心臓発作によるものだそうですね。
享年47歳・・・。
いや、そんな早過ぎるだろ・・・。
6月2日に地元サンパウロでSHAMANと共にライヴ・パフォーマンスを行ったらしいじゃなですか。
しかも、この公演のヘッドライナーだったAVANTASIAのステージにもゲストとして立っていたらしい。
AVANTASIAのリーダーであるトビアス・サメットもお悔やみのメッセージを出していました。
「僕の友人であるアンドレ・マトスが亡くなったという悲劇的なニュースを聞いて打ちひしがれている。5日前にステージを共にしたばかりだったんだ。ショックだよ。僕の思いと祈りを遺族におくります。安らかに、アンドレ・マトス」(NME JAPANより引用)
つい数日前に共にステージで歌った友人が急にこの世からいなくなってしまい、ショックを受けているトビアスのことを思うと、これもまた辛いです。
午後は、個人的に思い入れの深いVIPERの2ndアルバム『Theatre Of Fate』とANGRAのデビュー作『Angels Cry』を聴いて、静かに過ごしました。
共に青春時代の愛聴盤です。
悲しくて涙が止まりません。
アンドレ・マトス、どうか安らかに。
追記:
彼の訃報を伝えるニュース動画を見つけました。
VIPERやANGRA、SHAMAN時代の映像もちょこっと出てきます。
そして、先日のAVANTASIAのステージで元気にパフォーマンスする映像もあり。
これを見ると未だに彼の死が信じられません。
「Unfinished Allegro / Carry On」by ANGRA
シューベルトの<交響曲 第8番 未完成>をアレンジした壮大な序章である「Unfinished Allegro」からのメロディック・チューン。クラシカル色の強い美旋律を撒き散らしながらシンフォニックに疾走するスタイルで、初めてこのバンドを聴いたリスナーの度肝を抜いた。アンドレ・マトスの超絶ハイトーンヴォーカルも凄まじい。ANGRAと言えばまずこの曲が思い浮かぶ、超名曲!
「Moonlight」by VIPER
ベートーヴェンの「月光」をモチーフにして作られた美しくてドラマティックなバラード。アンドレ・マトスの天才的なアレンジには言葉が見つからない。泣きまくるヴァイオリンの旋律も胸をしめつける・・・!